【副業インフルエンサーインタビュー】アナリストKOUSHOさん「副業は子供が寝た21時から」

【副業インフルエンサーインタビュー】アナリストKOUSHOさん「副業は子どもが寝た後の21時から」

2018年1月以降、注目度が上がり続けている「副業」。ひとつの企業に依存しない働き方は魅力的ですが、実際に成功されている方のお話を聞く機会は、そう多くないのではないでしょうか。

そこで今回は、本業と副業で収入倍増に成功されたデータアナリストのKOUSHOさんに、本業のお話から副業の報酬、スケジュール管理法に至るまで幅広くお話いただきました。

これから副業をする方、また副業をはじめようか迷われている方は必見です!

KOUSHOU【KOUSHOさんプロフィール】
本業:外資系事業会社のマーケティング部門でアナリスト、副業:業務委託でアナリストとして活躍中。
「会社に依存しない生き方」をビジョンにブログ、Twitterを通して情報発信をおこなっている。
本業では数億~数百億規模の投資判断をリードしている一方、副業では前職との業務委託契約を中心に月20~30万円の収入を獲得している実力派。
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・KOUSHOさんTwitterはこちら

本業と副業のきっかけ

プロフク
まず、KOUSHOさんの本業のお仕事について教えてください。

 

KOUSHOさん:外資系の事業会社で消費者に商品やサービスを提供しているBtoC企業です。国内の売上が2000億前後でカテゴリでは業界2番手の会社のマーケティング部門で、アナリストをしています。

収益向上を目的に機会とリスクを分析し、正しい意思決定を導くことがミッションです。具体的には、新規プロダクトの投資判断〜戦略立案までのプロセスをリードしています。

商品開発担当とコンセプトを作成し、消費者テストの設計、実施、需要予測、収益性を検証し、投資判断をおこないます。投資が決まれば、誰に、何を訴求していくのか等の戦略立案をサポートします。

ローンチ後は日々実績を分析し、目標達成のための施策を提案したり、施策の効果検証やレビューを行い、ラーニングを蓄積します。

プロフク
副業はいつ・どんな目的で始めたのですか?

 

KOUSHOさん:副業を始めて10ヶ月くらいになります。目的は、収入を増やし、本業への依存度を下げることです。

もともと飽き性で1つの会社で出世したいという願望はなかったですし、漠然と会社に依存しない生き方をしたいと考えていました。

また、子供が2人生まれて、収入のプライオリティが上がりました。もっと家族で旅行に行ったり、子供達が興味を持ったことを全力で支援したいのでお金は必要だと思うようになりました。

今の副業を始めたきっかけとしては、

①転職して残業が無くなり稼働できる時間が増えたこと
②前職が人手不足で仕事が回らないと飲み会で愚痴を聞かされたこと

でした。

私は時間があって収入を上げたい。前職は人手不足で困っている。私の経験を在席していた時以上に貢献できるという自信もある。これはWin-Winだと思い業務委託を持ちかけました。

プロフク
ということは、副業はアナリストとしてのスキルを活かしてやっているのですね!

 

KOUSHOさん:本業で培った分析スキルを使って、前職のマーケティング支援会社からマーケティングリサーチ、データ分析の業務委託を受けています。

業務委託の内容は以下のパターンですが、副業で業務委託という性質上③が多いです。

①提案資料の作成
②調査の企画〜報告書作成までの全プロセス
③データ分析・報告書作成

いずれも、社員がやっている仕事を裏で代行するゴーストライターみたいな仕事です。

今は1社に依存していますが、最近は、Twitter経由でお仕事の相談を受けたり、友人のツテで業務委託契約を進めている会社もあるので、今後クライアントは増えると思います。

転職と副業で収入倍増

プロフク
報酬の形態、相場はどのくらいで設定/交渉していますか?

 

KOUSHOさん:報酬は、案件毎に請求しています。案件の単価は現状約20〜30万円くらいが多いです。

時間単価は案件の内容によります。前職なので案件の売上と使える外注費用を予測し、案件のPLから出せる範囲の上限を狙うセコいプライシング戦略でやっています(笑)

20万円の案件で20時間前後を作業時間の目安としているので、時給換算すると10,000円くらいは取れていると思います。

私も前職時代は外注に出したくても社員のレベルでやってくれる外注先がなかったので、他のフリーの方より高めの価格設定でもリーズナブルと言ってもらえています。

プロフク
元社員さんなら確実ですよね!「副業で収入倍増」とのことですが、2019年のご年収は?

 

KOUSHOさん:今年度の年収見込みは約1,000万円で、本業と副業の比率が7:3くらいです。

KOUSHOさんの残業時間と収入の変化の図解画像

時間の使い方とマインドの変化

プロフク
副業をしてきて、収入以外にも何か得るものはありましたか?

 

KOUSHOさん:時間の使い方とマインドの変化の2点です。1点目の時間の使い方は、本業も含めて自分の時間単価や効率をより意識するようになりました。

以前は本業以外の時間は自由に過ごしていましたが、そのまま副業時間をonすると、睡眠時間や家族との時間を侵食するので、時間に優先順位をつけるようになりました

テレビ、通勤時間のスマホ、同僚とのランチ、飲み会等は優先順位が低いのでカットして、副業時間に充てています

2点目のマインドの変化は、直接自分で稼ぐようになったことで、今後いかに収入を最大化させるか真剣に考えるようになりました。

本業で身につけたいスキルの獲得と次の転職の機会も伺いつつ、副業は、業務委託以外の収入源を増やすことを視野に動いています

プロフク
副業での経験が、本業に活かされる場面はありますか?

 

KOUSHOさん:当然守秘義務の範囲内ですが、本業で課題に直面した時に他業界の経験がヒントになることがあります。ただ、現時点では、本業での経験を副業に活かす側面の方が強いです。

分析スキルだけでなく、自分が事業会社の中にいるので、エンドクライアントである事業会社の気持ちは前職時代より理解できるようになったことが大きいです。

プロフク
副業で得たスキルやつながりを活かして転職する選択肢はあり得ると思いますか?

 

KOUSHOさん:今のところはないですが、今後はあり得るかもしれません。今後は前職経由の大手企業の支援だけでなく、予算の少ない中小企業にもクライアントを広げていきたいと思います。

その中で良い出会いがあれば転職もあり得ると思います。個人的には、1つの企業で週5日フルタイムで働くよりは、複数の企業でプロジェクト単位で関わっていくような働き方をしてみたいなと考えています。

プロフク
副業をする上でなにか失敗してしまったこと、そこから得た教訓などはありますか?

 

KOUSHOさん:働き過ぎたことです。最初はあまり断らずに案件を受け過ぎてしまい、深夜まで副業をして3~4時間睡眠で出社するといったスケジュールで働いてしまいました。

業務時間内の集中力低下や週末の家族との時間が取れなくなり、このペースでの継続は難しいと判断し、今はこのようなルールを設けています。

・週のMAXは20時間(平日3h×5日、休日5h)
・納期が同じ週の案件は受けない

副業を無理なく継続するためと、納品物のクオリティ担保のために先方にもカレンダーを共有しています。

これを守ってからは、本業には支障がないですし、週末は家族との時間も過ごせるのでちょうど良いバランスです。

プロフク
KOUSHOさんはこの1年間「残業ゼロ」との事前情報がありますが、副業はいつ・どのくらいやっていますか?

KOUSHOさんのスケジュールング図解画像

KOUSHOさん:平日19時には帰宅して、子供が寝た後の21時〜が副業タイムです。納品前は26時くらいまですることもあります。

休日も同じく21時以降です。昼間は家族との時間に使いたいので、基本的に夜に集中して終わらせます。残業が多いと夜の副業は難しいので、本業で残業しないというのは重要だと思います

「経済的に自由になりたい」

プロフク
そもそも時間がないといけないというのは、重要なポイントですね。今後も副業を続けていく予定ですか?

 

KOUSHOさん:続けていきたいです。ただ、内容は変化させていきたいと考えています。1つは、経験やスキルアップの観点で、本業ではできない仕事を増やしたいと思います。

具体的には、前職経由以外の直接クライアント獲得を考えています。大手支援会社に依頼をする予算がなかったり、マーケティングに手が回っていないような中小企業や個人店の支援をしてみたいです。

マーケティングがしっかりしている大手よりも仕事としても面白いと思いますし、私が貢献できることも多いのではないかと思います。

2つめは、労働収入以外の収入源の確保です。業務委託は単価を上げ続けない限り収入は頭打ちになります。

労働収入以外の収益源として、現在はブログ運営も始めています。ブログやTwitterで集客し、アフィリエイト、自社商品の販売で収益化したいと考えています。

こちらはまだ始めたばかりですが、業務委託と並行して進めていきます。

プロフク
具体的な目標はありますか?

 

KOUSHOさん:経済的に自由になりたいです。会社に依存せずに、好きな仕事をして、家族と不自由なく生活できる状態が理想です。

そのためには、本業での年収アップも狙いつつ、副業も含めたトータル収入をもっと上げたいです。今は7:3の比率なので、次のターゲットは5:5で、最終的には副業の比率が本業を上回り、フリーになりたいです。

身近なところからコツコツ

プロフク
副業を容認する企業が増えてくるなど、「副業」を取り巻く環境が少しずつ変わってきていますが、率直にどう思われますか?

 

KOUSHOさん:非常に良いことだと思います。終身雇用が維持できないことは自明ですし、50〜60代で会社の看板無く市場に放り出された時にいきなり稼ぐのは難しいと思います。

20~30代のうちから副業を始めて自分で稼げるようになっておくべきだと思いますねただ、容認している企業は増えたと思いますが、表面上容認しているだけで、まだ副業は浸透していないと感じています。

外資、ベンチャー等の一部のクラスタでは副業が当たり前になっているように錯覚しますが、全体でみると副業している人は少数派だと思います。

制度はあるけど、始め方が分からない、始めても周りがやってないから申請しにくいみたいな状況ががあり、様子見している人が大半ではないでしょうか。だからこそ今のうちに始めるべきだとも思っています。

プロフク
副業を始めたいけど何ができるかわからない、どうしたらいいかわからない、という方がたくさんいます。KOUSHOさんならどんなアドバイスをしますか?

 

KOUSHOさん:まずは少額で良いので稼ぐ経験をすること、それを継続することが大事だと思います。そのために、自分の経験や身近なところから始めるのが良いと思います。

例えば、何か本業で専門スキルがあるならそのスキルを提供することを考えてみる。

元同僚や前職等のコネから業務委託先を探したり、プロの副業のような副業支援サービス、クラウドソーシングサービスやスキルシェアサービスも増えていきています。

また、趣味や詳しい分野があるならブログやYouTubeで情報発信することから始めるのも良いと思います。

副業というと、本業での経験や趣味と全く別のことを始めようとして失敗する方が多いイメージがあります。

急に投資を始めてみたり、怪しい情報商材に手を出してみたり、未経験からいきなりプログラミングの勉強を始めてみたり……

いきなり大きく稼ごうとしても長続きしないと思うので、まずは身近なところからコツコツが良いと思います。

プロフク
KOUSHOさん、ありがとうございました!「副業をしたいけど家族との時間も大切にしたい」という方にとって興味深い内容だったのではないでしょうか。ご活躍を心から応援しております!

この記事を監修した人

荻久保健一
荻久保健一
執行役員マーケティング本部長:株式会社ホールハート
これからの新しい働き方「副業社員」や「インターン副業」をマーケティングの力で広げるために日々奮闘する美容好きおじさん。
自身も副業でマーケティングアドバイザーやwebメディアを複数運営。
プロの副業公式Twitter「プロフクロウのつぶやき」中の人

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