by大村昂太朗
広報スキルを生かして年収を上げたい!副業?それともフリーランス?
「やりがい」と「憧れ」を兼ね備えた部署「広報」。広報は社内の顔といわれるほど重要な仕事です。
でも、「広報やPRが成功して認知度や売り上げUPに大きく貢献しているにもかかわらず、収入があまり上がらない」と思ったことはありませんか?
仕事のやりがいと年収アップ。両方をかなえる方法はあるのでしょうか。
働き方改革の影響で、副業・兼業やフリーランスなど、従来とは異なる働き方で活躍される方が非常に多くなっています。
フリーランスで1,000万円以上稼ぐ人がいれば、本業の合間に副業でがっつり稼ぐ人も。
多様な働き方が推進されているなかで、オススメしたいのは副業で稼ぐこと。副業なら今の会社を辞めずに年収アップできるうえスキルや経験を身に着けることができるので、今の時代にあった働き方といえます。
なぜ副業が今の時代に合っているのか、他の働き方とあわせて見ていきましょう。
目次
広報職の年収を上げるには?4つの働き方
広報として年収を上げるにはどうすればいいのでしょうか?具体的な方法としては、下記の4つに分けられます。
- 今の会社で出世する
- 転職する
- フリーランスになる
- 副業をする
今の会社で出世する
1つめは「今の会社で成果を出して出世する」です。広報職は仕事のやり方次第で、大きな売上を獲得することができます。
PR施策1つをとっても、限られた予算のなか、どのようなタイミングで、どのような見せ方をしていくのか。そこには戦略が不可欠であり、広報の腕次第で販売数や契約数を一気に伸ばすことができます。
広報の仕事は、一見成果が見えにくいと思われがちですが、実際にはこのような業務を通じて売上UPに貢献できます。そして、成果を出し評価されれば、大きな収入アップにつながります。
しかし、日本は年功序列制の企業が多いため、広報として成果を残しても賃金はあまり上がっていきません。成果を出して収入は少ししか上がらないため、今の会社に残ってもあまり年収は期待通りに上がらないケースが多いのが現状です。
転職する
2つめは「今の会社より条件の良い会社に転職する」方法です。会社によっては、広報で年収1,000万円クラスの求人もあり、能力や経験によっては高収入が見込めます。
しかし、年収が高い所ではマネジメント経験や今までの実績など、かなり高いレベルの広報スキルが要求されます。それだけの高いスキルがあるのであれば、フリーランスや副業といった自分の名前で仕事を取っていたほうが効率的です。
それに転職は高リスク。会社になじめなかったり仕事内容が違ったり、入社時のギャップを感じる人は少なくありません。
フリーランスとして独立する
3つめは「会社に所属せず独立し個人で広報の仕事をする」方法です。フリーランスとして活躍されている広報の方のなかには、常に10件以上の案件を掛け持って年収1000万円以上を稼いでいる方もいます。
「場所・時間に制限されずに働くことができる」のがフリーランスの最大の魅力。フリーランスは会社員とは違い、仕事をする時間を自由に決めることができます。
今日は稼ぎたいからみっちり仕事をする、今日の午前中はジムに行って午後から仕事をする、というように自由に時間を組み合わせることが可能です。
出産を期にPR会社などを退職した主婦の方達などがフリーランスで活躍しているパターンが多く見受けられます。
また、案件の内容を自分で決められるため、「自分が得意な分野」を「高単価」で引き受けることが可能です。基本的に仕事量は収入と比例するため、優秀な人材ほど、フリーランスで活躍した方がより高い年収を得られるでしょう。
そんなメリット満載のフリーランスですが、リスクが伴うのが事実。軌道に乗るまでは収入が減ってしまうケースも多々あります。
しかし、軌道に乗れば市場価値が高まるので、高収入を獲得することができます。クライアントとの納期さえ守れば後は自分の裁量で仕事の予定を決めることができるので、精神的に楽になってくるはず。
自分のペースで仕事をして、がっちり稼ぐといった理想的な働き方が実現できます。
副業で稼ぐ
「今の会社で広報の仕事を続けるのは難しい。でも転職や独立はリスクがありそうで怖い……」という方にオススメしたいのが「副業で稼ぐ」方法。
副業と聞くと、「本当に稼げるの?」といった怪しいイメージがあると思います。実際、どれくらいの方が副業をおこなっているのでしょうか。
「平成29年 大企業勤務者の副業に関する意識調査」によると、現在副業をしている人の割合は16.7%、現在していないが副業を1年以内に取り組んでみたい社員は41.7%と、副業実践者・副業意向者を合わせると約6割(58.4%)となりました。
確かに副業はメジャーではないですが、実際にやっている人・興味のある人の割合は過半数を占め、意向の高さがうかがえます。
政府は「働き方改革」で柔軟な働き方を推進していて、2016年9月に働き方改革実現会を実施しました。
その流れをテレビなどのマスコミが察知して、副業などの新しい働き方をどんどん取り上げて、副業が当たり前という流れができつつあります。
ヤフーやロート製薬などの多くの大企業が副業を認めている時代。戦後から続いていた「終身雇用制度」はすでに崩壊しており、1つの会社に一生勤める働き方は古くなりました。
安定した生活を送るために、終身雇用に依存しないキャリア形成をおこなっていく必要があります。副業で複数の案件を掛け持ちすれば、収入・人間関係などさまざまな面で、リスク回避ができます。
仮に1つの企業が倒産・業績不振に陥った場合、収入の面で心配せずに済みますし、職場の人間関係にしがらみを感じる心配もありません。そのうえ本業とは違う経験ができるため、本人のスキルアップにつながります。
また、今やSNSなどのコミュニケーションツールの発達により、広報・PR分野を課題に掲げる企業が多くなっています。
自社の商品や活動内容を正しく社会に認識してもらい、ブランド力を上げていくために、専門的スキルを持つ広報が必要とされているのです。
多くの会社が広報を求めている時代だからこそ、待遇のよい求人が見つけられるでしょう。
広報が副業をするメリット
広報職の人が副業をする具体的なメリットについて見ていきましょう。
収入が増加
副業をするメリットはたくさんありますが、一番は「収入が増える」こと。本業に加え、空いた時間に仕事をするわけですから、より多くの収入を得ることができます。副業は「成果報酬」が多く、働いた分だけ収入が得られます。
一方、副業による収入がどれくらいになるのか気になる方は多いでしょう。広報の場合、週1日で月10万円以上の求人は普通にあるため、かなりの収入源が見込めます。ハイレベルな案件を受け持った場合、副業だけで月50万円以上稼ぐことが可能です。
帰宅後だらだらネットサーフィンをするのは楽しいですが、無駄な時間だと感じることは多いはず。時間をどう使うかでさらなる年収アップが期待できます。
本業だけでは得られないスキルや知識、経験が得られる
本業だけでは得られないスキルや経験が積めるのが副業の醍醐味。得られるスキルや経験は仕事内容によって変わってきます。大手企業で働くか、ベンチャー企業で働くか1つとっても求められる広報の役割は大きく異なるでしょう。
たとえば、大手企業にいる人がベンチャー企業で広報の仕事をする場合。ベンチャー企業は人が少ないために大手では経験できないような幅広い仕事を任されることがあります。
他にも、広報部署を新しく立ち上げたり、外部から広報の社員を募集したりするパターンなど、今の会社では得られないスキルや経験を得ることができます。
自分PRの媒体・方法を決め、実践していくというのは、本業ではなかなかできない経験です。新しい経験をすることで、自分自身の可能性を広げることができるでしょう。
人脈が広がる
本業をしているだけでは得られない「人脈」を得ることができるのが、副業の魅力。
広報の面で困っている企業はたくさんあります。請け負った案件がうまくいけば、そこで仕事の繋がりができるし、同じ悩みを持った企業に紹介してもらえるといったメリットがあります。
大手企業の役員、ベンチャー企業の経営者など……普段知り合えない人との「出会いの場」として副業が役に立ちます。
広報が副業をするデメリット
副業はポジティブにもネガティブにも本業に影響を及ぼします。副業を始めることによるデメリットも少なからずあるので、悪い点も視野に入れじっくり検討しましょう。
本業に悪影響が出る可能性がある
副業をはじめることによるデメリットの1つが、「本業に悪影響をきたす可能性がある」ということ。
仕事から帰ったあとに自由に使える時間を副業にあてるとなると、そのぶん遊びや休養の時間は減ってしまいます。睡眠時間を削ってまでやる状況になると、当然注意力は散漫になり、本業でミスをしてしまう可能性があります。
広報職は外部関係者と接点を持つ重要なポジションなので、1つのミスが会社の評判に直結します。本業に悪影響が出てしまっては、本末転倒。「普段、本業が忙しすぎてやる暇がない人」「自己管理が得意ではない人」は注意した方がいいでしょう。
副業をやっていく中で大切なのは「効率よく仕事を進めていく」こと。効率よくやれば、自分の時間や家族と過ごす時間が増えます。また、本業でも効率よく仕事を進めていく納涼は役に立つので、さらに力を発揮することができます。
仕事を淡々とこなすだけではなく、どうしたら効率よく仕事を終わらせることができるのか。あなたの工夫次第で、できる仕事の幅が広がっていくでしょう。
広報の副業をする際の注意点
現職の広報の方が副業を行う上で、注意する点はあるのでしょうか。以下の点に注意し副業を始めましょう。
- 就業規則で副業が認められているか確認する
- 情報漏えいは絶対にしない
民間の企業では会社によって副業が認められているかどうか異なるため、必ず確認しましょう。認められていない企業で副業をおこなってしまうと、減給や退職につながってしまう場合があります。
また、会社で得た情報は外部に絶対に漏らさないようにしましょう。広報職は社内のサービスや商品に関する情報をいち早く知れる部署ですが、そのぶん情報の取扱いに十分注意する必要があります。
あらかじめ就業規則を確認し、規則の範囲内で副業をおこないましょう。
広報の副業で稼いでいくために
副業でちゃんと稼いでいけるのか?本業とうまく両立できるのか。 これから副業をはじめていくうえで、不安なことは多いと思います。
副業をおこなう上でおすすめしたいのが、副業紹介サービスを使うこと。このようなサービスを使うことで以下のメリットがあります。
- 高収入の案件が見つけやすくなる
- 自分のワークライフに合った働き方ができる
自分にあった副業を見つけるために便利な副業紹介紹介サービスでは、主に副業紹介エージェントと呼ばれる方がいます。
利用する際は、副業紹介エージェントと面談をするところからはじまります。「こんな案件が欲しい」「今は本業が忙しいので、週1から働ける案件を知りたい」など、自分の要望にあった案件を紹介してくれます。
そのため、本業でバリバリ働いている方にこそおすすめしたい働き方です。以下の条件に当てはまっている方は「副業紹介サービス」を使うことをオススメします。
- 会社が副業を解禁したけど、どうやって副業すればいいかわからない人
- 本業の空いた時間でスキル・経験を積みたい人
- 単価の高い案件を対応したい人
- 産後や育児休暇後に、今までの自身のスキルを活かし社会復帰したい人
副業紹介サービスを利用し、効率よく稼いでいきましょう。
「具体的にはどんな副業紹介サービスがあるの??」ということでいくと、例えば弊社の運営するサービス「プロの副業」では、広報のお仕事も含め、1人ひとりに合わせた副業のお仕事を紹介しています。
案件は月1や週1でもあり、経験豊富なプロのコンサルタントが皆様のキャリアアップを全力でサポートします。もちろん、相談は全て無料ですので、ご興味のある方は下記リンクより是非ともお申し込みください。
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地方の施設をPRするなどの地方創生案件もありますよ!
まとめ
この記事では「年収アップにつながる広報の働き方」について見てきました。
多様な働き方が認められる時代。昔は、会社員に副業は必要ない!と言われてきましたが、副業を取り入れていく働き方はいずれメインになってくるはず。
副業を通してスキルや経験を身に着け、年収アップへつなげましょう。
「プロの副業」では、皆様のライフスタイルに合わせた副業人材向け案件やフリーランス向け案件を無料でご紹介しております。
あなたのプロフェッショナルなスキル・経験を活かし「週1」や「月1」から業務可能。
例えば「週1定例打ち合わせ+リモートのみ」で対応可能な案件など、様々な働き方でご紹介可能です。
<こんな方におすすめです>
- 知人経由の副業はなあなあになるので避けたい
- 副業社員として働き、実務で自分のスキルに磨きをかけたい
- 自分のスキルを活かせる業務委託の仕事を副業ベースで見つけたい
- リモートワーク中心に、週1か月1くらいの隙間時間で副業の仕事を見つけたい
- 週末フリーランスで案件を安定させたい
こんなことでお悩みの方は、是非プロ人材の副業紹介サービス「プロの副業」をご利用ください。
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