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副業女子

by大村昂太朗 大村昂太朗

【副業女子インタビュー】パラレルワーカー石原仁美さん「好きを諦めない!」

副業女子石原仁美さんの写真

2017年から店舗経営とキャリアデザイナー(キャリアアドバイザー&リクルーティングアドバイザー)の2足の草鞋を履き始めた石原さんは、まずは「知ること」が大事だと言います。

結婚したらそこでキャリア終わりじゃない。これから副業を始めたい女子の皆さんへの応援メッセージとあわせて、女性の副業のリアルを語っていただきました!

<この記事は、「副業女子」インタビュー企画です>

副業女子企画の画像

<お話を伺った人>
店舗経営/キャリアデザイナー 石原仁美さん
21歳の時に「好きなものに囲まれて仕事がしたい」と起業を志し、接客販売・小売業の経験を積む。27歳で個人事業主として自然食品店eateatを開業。
開業後に自身の弱点や新たな目標に気付き、人材紹介会社にジョイン。同社でキャリアデザイナーも務める、パラレルワーカー。人生のミッションは、「自分の人生を自分で選択し幸せに生きる女性を排出し続ける」こと。自然食品と食物アレルギー対応食品のお店eateat(イートイート)

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複業のスタート

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石原さんが正社員として、個人として、それぞれどんなお仕事をしているのか教えてください

石原さん:本業は人材紹介のキャリアデザイナーを週5の正社員でやっています。

個人としては、自然食品と食物アレルギー対応食品のお店「eateat」を営んでいます。

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正社員で働きながら実店舗の経営もするのは大変じゃないですか?

石原さん:母と2人でこのお店をやっているのですが、平日は母が運営も全部やってくれていて、私は土日のお休みのときにお店に行っています。

平日は、SNSの更新とか営業、業者さん対応とか、お問い合わせの対応などを会社での仕事が終わった後にやっている状況です。

プロフク

どうして、この二足の草鞋を履こうと思われたんですか?

石原さん:7年間、ずっと自分のお店を開きたいなと思いつつ販売畑で正社員をやってきて、2017年4月にやっと始めたのがこのお店です。

でも半年ぐらい経ったときに、お店をもっと大きくしたい、グロースさせたいと考えたら、まだまだスキルが足りないなと思うようになりました。

個人事業主1人になったときに得られない成長もあるなと気づいて、じゃあお店はお店で継続して、またベンチャーフェーズくらいの会社に入って、正社員として自分自身のスキルも上げていきたいなと思うようになりました。

プロフク

組織で得られる成長もまた貴重だと気づいたんですね。

結婚したらそこでキャリア終わりじゃない

今回は副業女子というテーマでインタビューさせていただいていますが、「副業女子」という企画を見て、最初はどういうふうに思われましたか?

石原さん:時代だな、すごく素敵だなと私は純粋に思いました。

私も含めて、女性こそこれから結婚・妊娠・出産というライフイベントを迎えたきに、1つの正社員のお仕事だけじゃなくて、もう1つあった方が自分の人生も豊かになるだろうなというのをすごく感じています。

プロフク

すごくスキルがあってその仕事であればバリューを発揮できるのに、出産を機に退職して、結局時給1,050円でバイトしている…といった方が、大勢いらっしゃいます。

石原さん:女性の選択肢が狭いのは、勿体ないですよね。

私もちょうど30歳になったタイミングですが、若くして主任クラスになった同年代の友達が、出産のあとアルバイトしていたりします。

プロフク

一方で、副業/複業があまりうまくいかずに、挫折してしまう方も中にはいらっしゃいます。石原さんが2年続けてこられた秘訣は何でしょうか?

石原さん:私の場合は2つあります。1つは、どっちの仕事も成し遂げたい思いがあること。もう1つは、協力者が多かったことです

例えば、お店だったら基本的には母がやってくれます。自分のパートナーも会社も応援してくれていて、お店が盛り上がるためのアイデアを出してくれたり、商品を買ってくれたりしています。

周りの応援なしではできなかったですね。1人でやっていたら、私も数か月で辞めていたと思います。

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家族を含め、支えてくれる人の存在は大きいですね。逆に、副業をする上で世の中で足りないこと、妨げになっていると思う事はありますか?

石原さん「こういう専門性のあるスキルを持っていると将来こういう働き方ができるよ」という教育をそもそも受けていないと思います。

だから、まずもっと女性は知ったら良いなと思います。高校生・大学生のうちに知るきっかけがあると良いですよね。

プロフク

キャリアを考えるタイミングが、今よりもっとずっと早くあった方が良いという事ですね。

石原さん:世代かもしれないですが、周りはいつか子供を生むという前提があったと思います。

仕事にフォーカスする子は少なくて、「どうせ結婚するし」「どうせ子ども産んだら仕事続けられないし」という感じで、キャリア断絶するとみんな思っていました。

私も仕事を続けられると思っていなかったので、ちゃんと副業とかやって続けられるんだと知るきっかけがあったらすごく良いのになと思いましたね。

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そもそもですよね。

石原さんむしろ学生さんとかに知っていただきたいです。「結婚したらそこでキャリア終わり」じゃないって。

母世代も、パートをしている方は多かった感じがしますよね。

でも、今の選択肢はパートだけじゃなくて、副業でやりたいことができるとか、本来身に着けてきたスキルを活かせることを知ってもらえたら良いなと思いました。

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まず知ることが大事ですね。ちなみに、石原さんは2つのお仕事をして、ご収入は増えましたか?

石原さん:正社員のほうはありがたいことに、順調にいただいています。でもお店のほうは、そんなに儲かってはいないですね。

儲けが出ると手伝ってくれている母に渡したりしているので、収入が増えた実感値はそんなにありません。赤字にはなっていない程度です。

じゃあ売り上げとしては、まだこれから作っていく? 石原さんアレルギーを持った方が食の選択肢が広がるように、というコンセプトのお店で、存在していることに意義があるので、赤字じゃなければ全然良いと思っています。

それに、実店舗をサードプレイスのような場所にしたいと思っています。

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本業のお給料があれば、特別儲かってなくても大丈夫なラインで運営できますよね。サードプレイスはまさに、存在していることに意義がありますね。

石原さん:そうなんです。全然関係ない赤の他人だからこそ話せることってありますよね。

そのお店のもう1つの思いと、キャリアデザイナーの仕事がすごくリンクするので、より多くの人のサードプレイスになりたいです。だからこそ副業ってめちゃくちゃ良いなと思っています。

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キャリアアドバイザーのお仕事と店舗の運営とで、お仕事をしている時間は増えているかと思います。どうやってワークライフバランスをとっていますか?

石原さん:周りの人からもよく聞かれますが、あまり仕事しごとという意識ではないかもしれません。

それこそお店を運営しているのは、私の中ではほぼプライベートのようなところがあります。

とはいえ、日曜日はなるべく休むようにして遊びに出かけたりもしていますし、オンオフはちゃんとあります。24時間365日働いています、という感じではないですね

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好きなことをやっている感覚なのですね?

石原さん:正社員のキャリアデザイナーの仕事も好きですし、副業のお店の仕事も好きですし。支えてくれる人には感謝しかないですね。

好きを諦めない副業女子の管理術

副業女子石原仁美さんの写真

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キャリアデザイナーのお仕事も店舗運営も、非常にタスクが多い仕事なのではないかと思います。管理はどうやっているのですか?

石原さん:タスク管理ツールのTrello(トレロ)を使って、両方のタスクを全部書き出して管理しています。忘れっぽいので、その辺はちゃんとやらないとすぐ忘れちゃいます。

業者さんからメール来たけどすぐ返せないような時には、まずトレロでメモしておいて、家に帰ったらチェックするスタイルでやっています。

あと、Googleカレンダーは必須ですね。予定が入ったらすぐGoogleカレンダーに入れて、バッティングしないようにしています。

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副業の管理面が不安な方には、とても参考になると思います。

石原さん:細かい予定の管理が結構大変かもしれないですね。メールの返し忘れとかもあったりとかするので。

あとは、やっぱり週7仕事になってしまった時の体力的な問題はありますね。

好きだから嫌ではないですが、正社員の仕事の繁忙期が重なっちゃったりすると、どうしても疲れちゃう時期はありますよね。

好きなことに複業で取り組んでこられて、振り返って一番良かったことといえば何ですか?

石原さん:正社員の方で出会った求職者の方が後にお店に来てくれたり、逆にお店のお客さんでキャリアに悩んだ方が相談してくれたり。

両方のスキルがどっちでも活かせた瞬間は、やっていて良かったなと思いますね。

お店を経営しているだけだったら自然食品を売っている人だったと思いますが、キャリアの仕事もしているから「転職しようと思ってるんですけど…」みたいな別の悩みも聞けたんじゃないかと思います。

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いろんな人にとって、石原さん自体がサードプレイスなんですね。最後に、これから副業に挑戦してみたい方に、メッセージをお願いします!

石原さん:スタートさえできれば意外と進んでいけるものなので、あんまり「好き」を諦めないでほしいなと思います。

「これ好きだけどこの仕事しているからこっちはできない」じゃなくて、欲張って「こっちも好きだし、こっちもやってみたかったから両方やってみよう」って欲張っちゃえばいいと思います。

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好きをあきらめないために、副業は1つの有効な手段になると思います。石原さんの周りの方は、好きを続けられている人は多いですか?

石原さん:「これやってみたかったけど、やったことないしできないと思うし」「子どももいるし」「結婚もしたし、まあいっか」みたいな感じで諦めちゃう子は多かったですね。

そういうのを見てきているのもあって、「好きでやりたかったらやってみたら良いよ!」と思います

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本当はやって良いんだ、挑戦して良いんだ、と気づいて一歩踏み出してみたくなったら、どうやってスタートしたら良いと思いますか?

石原さん:私みたいにお店を急に出すのはリスクが大きいので、本当にスモールスタートで、リスクの少ないことから始めたら良いと思います。

まずは目指している方向性のサイトに登録してみるとか、知り合いづてで始めてみるとか。絶対お金のリスクを背負わない状況で、そういうのを気軽に始めてみるのが良いと思います。

プロフク

リスクがあると思うから、踏みとどまってしまう部分はありますよね。

石原さん:怖いとか、できるかわからないし文句言われたら嫌だとか、色々あると思うので、ハードルをめちゃくちゃ下げてスタートするのが良いかなと思います

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石原さん、副業女子のためになる貴重なお話、ありがとうございました!

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大村昂太朗

大村昂太朗

この記事を監修した人 大村昂太朗 株式会社リアステージ プロシェアリング事業責任者兼プロテンマガジン編集長

2020/4の新卒配属時から一貫して総合人材支援会社、株式会社リアステージに従事。 1年目から新卒周りで事業の立ち上げと責任者を担い、2年目にインターン事業を立ち上げ。3年目のタイミングで新卒から副業領域にキャリアチェンジして、プロシェアリング事業の立ち上げ、責任者を務める。