by大村昂太朗
プロフクマガジン厳選!Weekly副業ニュースランキング 2020年3月28日~4月3日
プロフクマガジン編集部が、1週間の「副業」にまつわる最新ニュースを集めてランキング形式で紹介するコーナー。
個の時代が加速する世の中の動きからオンラインコミュニケーションを前提とした新しい副業スタイルまで、忙しいビジネスマン向けに要約します。
ここを見れば副業最新ニュースがわかる!
目次
5位 規制はどこまで?倫理感は?マスクの高額転売で批判が集まる“転売ヤー”、人気の副業“せどり”を考える
元記事:AbemaTIMES
マスクを大量に買い占め、需要が高まり品薄となったところで、ネット上で売却する「転売ヤー」の行為が問題視され、高額転売を禁止する政令も施行された。
AbemaTV『AbemaPrime』の取材に「罪悪感は全くない。世の中、何でも需要と供給のバランスが取れてれば別にマルなわけで、批判する人は、同じことができないから僻んでるんでしょって」と番組の取材に話す転売ヤーのサトウさん(仮名)は、マスクだけで200万円は稼いだという。
一方、佐賀県に住むいわゆる「せどらー」の優太さん(32)は、「“せどり”は、いい意味での活動。お店で売れていない商品をネット上の適正価格に合わせて売るので、お店としてもありがたい。逆に“転売ヤー”は世間の人に迷惑をかける」とマスク転売に物申す。
転売業を生業とし、2年前までは派遣社員として工場で働き年収300万円だったが、今はAmazonを活用し年に1,500万円もの利益を上げている。家電量販店で市場の在庫が減少しているものを購入して仕入れたり、月額5000円の“せどりアプリ”を使いながらAmazonでの取引価格や出品者数・購入者数の推移などを調べたりしている。
幻冬舎の箕輪厚介氏は「需要のあるものの値段が高くなるのは普通のことだし、サトウさんのような人は排除しても排除しても出てくる。稼いでいる人なら10万円だろうが100万円だろうが払えてしまうが、それでは世の中がおかしくなる。衣食住に関わるようなもの、有事の際には国やプラットフォームが基準を設けて制限をかけるだけだ」と話す。
ジャーナリストの堀潤氏は「国に規制を求めすぎるのも問題。今回のマスクの規制が歓迎されているが、僕は“国に法律まで出させてしまったか”という思いがある。本当はその手前でなんとかしなければいけないはず。このようなことが当たり前になる社会は窮屈だ」と指摘した。
4位 コロナによる収入減に備え「副業YouTuber」でしっかり稼ぐ
元記事:日刊ゲンダイDIGITAL
感染症対策でみんなが「プチひきこもり」になり、テレワークも増え、学校の休校でeラーニング教育なども拡大している。新卒者の在宅勤務も増え、「プチひきこもり」マーケットが拡大する可能性は十分にある。
一方で、不況になると会社は経費削減のため人事部や総務部、経理部の外部委託を加速させる。正社員でも給料が減らされる可能性があるなか、在宅で一獲千金をつかみたいとユーチューバーやブロガーになりたい人が急増している。
都内在住の正木弘之さんは、会社をリストラされてTwitterを開始。企業から商品PRのコメント書き込みの依頼を受け、月5万円前後の収入になっているという。テレワーク増加は、給料減額、雇用形態悪化を覚悟しなければならない。副業の準備もしておこう。
3位 コロナで高まる「在宅ワーク」2020年、働き方を変えるなら「在宅でできる副業3タイプ」
元記事:LIMO
気軽に始められる在宅副業と、副業のメリット、注意点、チェックポイントを紹介。
在宅副業として取り組むことが推奨されている副業は、仕事請負タイプ、自営業タイプ、の3つ。
仕事請負タイプ(クラウドソーシング)は、サイトに登録して募集している案件に応募、採用されればすぐに仕事がスタートするのが特徴。データ入力やアンケート回答から、Webデザインやプログラミングまで幅広く存在する。ネット経由で完結できて初期費用ゼロで始められるので、リスクなくはじめられる。
自営業タイプは、自分の機転やアイデアが必要。不用品やハンドメイド作品の販売、スマホで撮影して写真販売など、それぞれ特化したwebサービスを使い、自分の特性にあったジャンルでスタートすることができる。
なお、中古品を売る場合は警視庁に「古物商許可」を得ることが必要になってくる場合があるので、警視庁の「古物商許可について」に確認してみよう。
投資タイプは、効率の良さが強みだが、絶対に損をしたくない方にはあまりおすすめできない。もしチャレンジするなら余剰資金で始めるのが良いだろう。
2位 副業実施者3割が大企業勤務 – 副業の目的は?
元記事:マイナビニュース
ココナラとストリートアカデミーが共同で4,221人を対象に実施した「スキルシェアサービス利用者における副業に関する意識・実態調査」によると、スキルシェアサービスで副業をする人の目的は10〜30代は「お金を稼ぐ」ため、40〜60代は「人の役に立つ」ことを重要視していることが分かった。
調査対象者の勤務先の規模は、従業員数「10人以下」(27%)の企業に勤めている人が最も多いものの、「301~500人」(6%)や「3,001人以上」(13%)など、従業員数301人以上の大企業に勤めながらも副業をしている人が31%を占めた。
また、「副業が本業に良い影響を与えていると思うかとの質問に対しては、57%が「はい」と回答。具体的には、「会社にしがみつかない選択をしたくなったときのための準備ができる」「実績を積むことで自信がつき、本業でも社内イベントで活躍することが出来た」「教えることで持っていた知識がさらに深まり、それが本業にプラスに作用している」といった声が寄せられた。
1位 転職を検討している人が副業を活用!? 新しい副業の使い方
元記事:財形新聞
転職を検討した際、転職先が本当に良い企業なのか、本当に自分のやりたい仕事なのかを判断する方法は意外と少ない。そこで、気軽にチャレンジできる「副業」を転職先選びの試金石として活用する人が増えている。
自分の中で期限を決めて、一定期間だけアルバイトや派遣などでその業界・職種の仕事に就いたり、クラウドソーシングサービスなどを用いて仕事を見つけたりしている。実際に勤めたいと思う企業でなくとも、関係業界であれば大まかなことを知ることができる。自分の体感という一次情報を得てから転職活動をするのは、その後のマッチングミスを防ぐのに有効だ。
次回は4月11日(土)公開予定です。
以上、プロフクマガジン編集部でした!
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