by大村昂太朗
コーディングを個人に外注するときの相場はいくら?クオリティの高いLP制作を業務委託できるサイトをご紹介
技術面や時間との兼ね合いで、コーディング案件を外部委託する場合があります。ウェブサイトを独自のデザインに整えたり、コーポレートサイトやLP(ランディングページ)を製作したりと、インターネットを事業拡大に活用する中で、需要は多岐に渡ります。
最近は、スキルが向上していることから、制作会社よりも安価かつ迅速に対応してくれる、個人に業務を委託することもあります。取引を仲介してくれるサイトもあり、以前と比較すると、企業と個人の間でのやり取りは、障害が少なくなっています。
しかしながら、個人やフリーランスにコーディング外注することは、得るメリットもありますが、リスクも存在します。本記事では、費用感をご紹介した上で、注意すべきポイントを解説してまいります。
- コーディングは個人に外注した方がスムーズかつ安い
- ただし、納品物のクオリティは担保できない
- 時にはコミュニケーションに難のある方へ外注してしまうことも
- 成果物のクオリティが高い個人やフリーランスへ外注するなら「プロの副業」がおすすめ。実務経験3年以上の現役コーダーと御社をマッチングするサービス
目次
コーディングを個人に外注する場合の費用について
それではまず、コーディングを個人に外注する場合の、費用の概要についてご紹介してまいります。一口にコーディング案件といっても、その業務範囲は多方面に渡ります。複数種類存在し、各々にて業務量が異なりますので、費用も変わってきます。
一概にコーディング案件といっても、その業務範囲は多岐にわたります。
- LP制作
- トップページコーディング
- 下層ページのコーディング
- JavaScriptの実装
- レスポンシブ対応
以下、それぞれの業務を個人へ外注した場合の費用相場となります。あくまで事例となりますので、依頼する事項の詳細や、依頼先がどの程度スキルを持っているかによって変動があります。ご参考程度に留めていただければと思います。
案件種別 | 個人の外注費用相場 | 制作会社の費用相場 |
LP制作 | 5千円から5万円 | 1万円~8万円 |
トップページ | 3千円~1万円 | 2万円~3万円 |
下層ページ | 3千円~8千円 | 1万円~2万円 |
JavaScriptに対応 | 追加工賃はほとんどなし | +5千円~2万円 |
レスポンシブ対応 | 追加工賃はほとんどなし | 総費用の1.5倍~2倍 |
LP制作を個人に外注した場合の費用相場
上記の通り、LPであれば、大体5千円から5万円程度で外注できます。制作会社の相場と比較するとかなり安価であり、コストメリットを重視する企業にとっては、個人への外部委託は非常に魅力的です。
制作費の算出方法は、依頼先の個人によって異なります。おおよそのボリュームを想定し、ページ単価で見積する場合と、全体の長さによって、細かく料金を計算する場合があります。前者はあまり時間をかけず取引を開始でき、後者は明朗会計となる利点があります。
静的ページコーディングを個人に外注した場合の費用相場
次に、静的ページについてご説明します。上記にてお示しした通り、当該コーディングには、トップページ制作を外注する際と、下層ページを依頼する際とで値段が異なります。作業量により、前者の方が割高になっています。
理由としては、トップページを制作する時は、ウェブサイト全体の基礎となるテンプレートの作り込みから開始する必要があることがあげられます。すでにテンプレートが用意されている下層ページと比べて、単純に工数が多くなります。
トップページと下層ページの制作は、一ページ毎に単価が設定されることが多くなっています。また、ページ数が多くなればなるほど、一ページあたりの制作費は安くなる傾向にあります。まとめて依頼されれば、全体工数も低めに算出されることを意味します。
JavaScript、レスポンシブに対応する場合の外注費用相場
上記の個人と制作会社の比較をご覧いただいた際、お気付きになったかと思いますが、JavaScriptやレスポンシブ対応については、個人やフリーランスにおいては追加料金がほとんど発生しません。
この事象は、個人コーダーが無理をして自分のスキルを安売りしている、無償でサービスを提供している、ということではなく、各案件の発注システム自体、すなわち依頼側が利用するクラウドソーシングサイトに理由があります。
発注の際の諸条件は依頼主側が定めるため、オプション代は、当初から予算に組み込まれています。受注側はその金額を見て見積提案を行うので、特別な附帯費用がかからない場合が多くなっています。
ウェブサイト制作費の算出方法
ウェブサイトの制作費は、「人日計算」という手法に基づいて算出することが通例となっています。この手法では、エンジニアやディレクターを一日中拘束し、各案件に充当するという考え方から、発生する人件費を基に費用を計算します。
5万円(人日単価)× 3日間(製作期間)= 15万円(制作費用の概算)
制作会社に外注する場合は、仕事を采配するディレクターに要する人件費が発生します。マネジメントを司るメンバーがいるのは安心材料ではありますが、個人に外注する場合と比べて、どうしても高額になってしまいます。
コーディングを個人に外注する際の注意点
前章では、コーディングを個人に外注する費用について、制作会社への依頼と比較し、相場をご紹介してまいりました。各案件によって異なりますが、往々にして個人への依頼が安価であることをご理解いただけたかと思います。
他方、個人への依頼は、現実として相応のリスクが存在することも覚えておく必要があります。基本的にウェブ制作の世界では、「安かろう悪かろう」の理論が適用されるケースが多くなっています。
特に、昨今における副業ブームから、コーディング求職者の絶対数が増え、成果物の品質が以前にも増して下がり続けています。そこで本章では、個人やフリーランスにコーディングを外注する際の注意点をいくつかご紹介します。
個人間によって持ち得るスキルに差異があり不統一
個人に外注した場合、制作会社という組織ではないため、スキルが人に依存し、替わりとなる人もいません。したがい技術力がまばらであり、統一性は見込めなくなっています。高度なテクニックを持った個人に出会えるかどうかは、運任せのところがあります。
例えば、元制作会社勤務のフリーランサーと取引ができれば、クオリティ面での問題はありませんが、最近は、インターネット上の情報のみでスキルを磨いて、実務経験が全くないコーダーもいます。この場合、どうしても納品物の品質に不安が残ります。
また、制作会社と違い、個人への依頼は、案件終了後の連絡手段が限られてしまいます。その後の維持管理、保守作業や、不具合修正の依頼を考えると、相手の顔が見えない状況で外注することには、リスクがあるといえるでしょう。
納品スケジュールが不安定
デザイン案を送付したにもかかわらず、一向に納品されないケースや、修正依頼をしてから連絡が途切れてしまう場合など、納品に関する個人への外部委託にトラブルはつきものです。場合によっては制作物の納品が一切ない状態で取引が終了することもあります。
最近は、スキルマーケット提供サービスが多々あります。個人やフリーランスに委託する際は、案件依頼プラットフォーム側が、受託者の身元やクオリティを担保してくれるようなサイトを活用しましょう。
弊社が提供する「プロの副業」では、社会での実務経験が三年以上あるデザイナーやコーダーと、依頼会社のマッチングをサポートするサービスを提供しています。コーディングを個人に依頼する際、選択肢の一つとしてご検討いただければ幸いです。
依頼主側と依頼先個人間での関係に障害
依頼先の個人の中には、性格に難がある方もいます。自分の成果物に過度にこだわりを持っている人や、他者からの指摘に耐性がない方など、認識の差異、やり取りの経緯が原因で発生するトラブルも、しばしば発生しているのが現状です。
法人として名がある組織とのつながりを持たない個人へ業務を依頼することには、低コストなどのメリットがある反面、多くのデメリットやリスクも存在するため、信頼できる外注先や、案件依頼プラットフォームを見つけておくことが肝要です。
コーディングを個人に外注する場合のまとめ
前述のように、コーディング案件を個人へ外注することは、費用抑制や迅速なやり取りなど長所がある一方で、納品物の品質が安定せず、納期が守られないといった短所もあります。まずはこれらのメリット、デメリット両方を認識しておきましょう。
その上で、費用を抑えつつ高いクオリティの成果物を安定して得たい場合は、受注者のスキルを担保するプラットフォームを活用することがおすすめです。案件受託者にスキル審査を設けているサービスを利用すれば、各デメリットを補強する対策になります。
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