副業UI/UXデザイナーの仕事内容を紹介。気になる案件単価は。

「UI/UXデザイナーって稼げるの？」「UI/UXデザイナーの報酬相場は？」「UI/UXデザイナーの仕事内容が知りたい！」

UI/UXデザイナーの副業を考えている人は、こんな疑問を持ちますよね。

そもそも「UI/UXデザイナー」とは、WEB制作に関わる職業の一種で、「サイトを使用するユーザーにとって利用のしやすいシステムやデザインを構築する人」のことを指します。

そこでこの記事では、UI/UXデザイナーの副業について具体的な仕事内容から報酬相場まで徹底的に解説しているので、UI/UXデザイナーの副業に興味がある人は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。

また、UI/UXデザイナーとしての案件を獲得するなら「プロの助っ人」の利用がおすすめです！

プロの副業で獲得できる案件は、従来のお小遣い稼ぎ程度の案件ではありません。高いスキルを持った人材が複数の企業やプロジェクトに業務委託契約で参加し、市場から評価とスキルに磨きをかけられるサービスです。UI/UXデザイナーの副業をお考えの人は、ぜひ「プロの助っ人」に登録してみましょう。

UI/UXデザイナーの仕事内容は？

UI/UXデザイナーは混同されがちですが、実はそれぞれの仕事内容は異なります。

UIデザイナーは、ユーザーにとってとっつきやすく、使いやすいUIを考えるのが主な仕事内容です。UIデザイナーで大切なことは、サイトを利用する全員が利用しやすく、必要な情報へすぐに到達できるデザインにすることです。そのために利用者を考えた最適なUI設計が必要です。

また、UXデザイナーの仕事内容はUIを含めたユーザー体験をデザインします。UIデザインがユーザーにとって操作しやすいデザインを構築するのに対し、UXデザイナーはユーザーがサイトに到達し、目的の情報を得て、サイトから離れるまでの一連の流れをデザインするのです。

分かりやすく説明すると、例えばテーマパークのチケット販売サイトを考えてみて下さい。

チケットを購入する日程などのボタンを利用しやすくデザインするのが「UIデザイナー」です。それに対し、「UXデザイナー」はユーザーがサイトに到達し、チケット購入ページを迷わず見つけ、スピーディーにチケットの購入を完了させる。この一連の流れをデザインします。

それぞれの大まかな仕事内容が分かったところで、具体的な仕事の流れを見ていきましょう。

クライアントへのヒアリングと競合調査

UI/UXデザイナーの最初の仕事は、クライアントに対して「ヒアリングと競合調査」を行います。

ヒアリングは、プロジェクトの方向性やサイト設計・デザインを考える上で非常に重要です。

また、UI/UXの競合調査も綿密に行います。UI/UXの競合調査を行うことで、クライアントの製品や課題、さらには市場の理解が深まり、最適なUI/UXを構築することが可能です。

クライアントの強みや課題を正確に理解し、競合に勝るUI/UXの構築がUI/UXデザイナーには求められます。

レイアウトなどの設計

ヒアンリグと競合調査が完了すると、レイアウトなどの設計パートに移ります。

ここでは、WEBサイトのサイトタイトルの位置、メニューの位置、タイトルをタップするとホーム画面に戻るなどの様々な「トラディション」が存在します。

これらのトラディションに添いながら、操作性を確認し、サイト利用者にとって1番使いやすいUI/UX設計やデザインを構築します。

また、UI/UXの設計をする際に最も大切なことは、「利用者目線で設計する」ことです。開発者やクライアントにとっては優れたデザインであっても、利用者にメリットがないデザインでは意味がありません。

ですので、UI/UXを設計する際は、「利用者がどのような使いやすさを求ているのか」を正確に把握することが重要です。

検証

UI/UX設計が終わると利用者の目線に立ち、何度も検証を重ねてユーザビリティや問題点を見つけます。

検証パートで大切なことは、「問題点を減らし、とにかく利用のしやすいデザインに改善する」ことです。

また、検証パートでは「ユーザーテスト（ユーザビリティテスト)」という手法を用いる場合もあります。ユーザーテストとは、クライアントがターゲットとする一般の人に、実際にサイトやサービスを利用してもらう検証手法です。

ユーザーテストでは実際の生活シーンに合わせて利用してもらえるので、具体的な改善点や利用者の要望が明確に発見できます。

このような検証を何度も繰り返しデザインを改善、そして完成に近づけるのです。

UI/UXデザイナーの年収はどれくらい？副業案件の相場は時給2000～4000円

2020年10月の「求人ボックス.COM」のデータによると、UI/UXデザイナーの平均年収は577万円となっており、日本の平均年収と比較するとやや高い傾向にあります。

具体的な実務年数と報酬の目安については、こちらを参考にして下さい。

実務未経験~1年未満	年収360万円
実務経験1年~2年	年収432万円
実務経験2年~3年	年収504万円
実務経験3年~5年	年収576万円
実務経験5年以上	年収684万円

これは、フリーランスUI/UXデザイナーが週5日作業した場合の年収目安です。スキルや資格があれば、実務経験が浅い場合でも高収入を得られるケースもあります。

また、副業案件では正社員と異なり、成果物に対して報酬が支払われます。UI/UXデザインと言っても踏み込む領域によって報酬はかなり変動するのが特徴です。

しかし、案件によっては成果報酬ではなく、報酬が時給計算で支払われるケースも存在します。その場合、UI/UXデザイナーの副業案件では「時給計算2,000~4,000円」くらいの相場が妥当です。経験やスキルによって報酬が大きく変動するので、高単価案件を獲得したい人は、とにかく実務経験を積みましょう。

UI/UXデザイナーに必要なスキルは？スキルアップして高単価案件を獲得しよう

UI/UXデザイナーになるためには、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックツールの知識が最低限必要です。

また、海外からの案件獲得を目指している人は、Sketchといった海外で注目されているソフトも使いこなせると良いでしょう。

最近ではWEBサイトに動きや動画を組み込んだ案件も多いので、Flashや3Dソフトウェアなど動的なデザインにも対応できると、高単価案件を獲得しやすいですよ。

また、高単価案件を獲得するためには、ソフトの使用方法だけをマスターしても上手くいきません。

高単価案件を獲得するには、

・コミュニケーション能力

・論理的思考力

が必須です。

それぞれ具体的にみていきましょう。

コミュニケーション能力

UI/UXデザイナーにコミュニケーション能力は必須です。

なぜなら、頭の中で思いついたデザインをクライアントやエンジニアに言語化して説明する必要があるから。

その際に、スケッチなどを用いて視覚的にアイデアを伝えられるUI/UXデザイナーは重宝されます。「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、言葉よりも視覚的に伝えるのが1番分かりやすいです。

それに、クライアントはWEB制作のプロではないこと多いので、知識のない人にアイデアを伝えるスキルを身に付けましょう。

UI/UXデザイナーがいくら素晴らしいアイデアを思いついたとしても、それを他者に伝えられないのでは、せっかくのアイデアも無駄になってしまいます。

UI/UXデザイナーは、スキルと共にコミュニケーション能力も磨いて下さいね。

論理的思考力

UI/UXデザイナーは、論理的思考力も求められます。

理由は、ユーザー目線に立ってデザインを考えるには、論理的思考力が必要だからです。

UI/UXデザイナーは、ソフトを上手く使いこなせるだけでは高単価案件を獲得できません。ユーザーのニーズを分析し、ユーザー目線でデザインを考えないと良いUI/UXは生まれないのです。

簡単そうに見える「ユーザー目線でデザインを考える」ですが、作り手であるUI/UXデザイナーにとっては1番の難関だったりもします。

ユーザーを満足させるデザインを作るためにも、論理的思考力を磨きましょう。

UI/UXデザイナーの副業案件を獲得したいならプロの副業に登録しよう

UI/UXデザイナーとして高単価な副業案件を獲得したい人は、「プロの副業」に登録しましょう。

プロの副業は、クライアントの持つ課題に対し、ハイレベルなスキルを持った人材をスポットで派遣する副業支援会社です。

プロの副業では、従来のちょっとしたお小遣い稼ぎの副業ではなく、ハイレベルなスキルを持った人材が複数の企業やプロジェクトに業務委託契約で参加します。これにより、市場からの評価と自身のスキルに磨きをかけ、結果的に所得や報酬が向上する就業モデルです。

プロの副業で案件をこなせばこなすほど、このサイクルは循環し、自身のスキルアップにも繋がります。

UI/UXデザイナーの副業を考えている人は、ぜひプロの副業で案件を獲得しましょう。

まとめ

今回はUI/UXデザイナーの仕事内容や相場感について解説しました。

今回の内容で大事だったのは

・UI/UXデザイナーの報酬は実務経験によって大きく異なる

・UI/UXデザイナーの時給相場は2,000~4,000円程度

・ソフトのスキル以外にも、コミュニケーション能力や論理的思考力が必要

この3点です。

UI/UXデザイナーの報酬相場は実務経験によってかなり異なるので、案件をこなして実績を積むことが大切です。

未経験からUI/UXデザイナーの副業に挑戦する人も、実績を積み上げれば高単価案件を獲得しましょう！