by大村昂太朗
機械学習エンジニアは副業できる?副業案件で稼げる?フリーランスとして独立も可能?
「機械学習エンジニアが副業案件をこなすことは可能なの?」「機械学習エンジニアが副業案件を探すならどこがおすすめ?」
こんな疑問をお持ちの機会学習エンジニアの方も、多いかと思います。
しかし、結論から言ってしまうと、「機械学習エンジニアが副業案件を受注することは可能」です。現在、日本は深刻なエンジニア不足に陥っており、業務委託といった形での依頼も年々増加しています。リモート可能な案件も豊富にあり、機械学習エンジニアを副業として本業以上に稼ぐ人も存在しています。
そこでこの記事では、機械学習エンジニアの副業案件に必要なスキルや、その仕事内容を徹底解説します。機械学習エンジニアとして副業がしたい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
また、機械学習エンジニアとしての案件を獲得するなら「プロの助っ人」の利用がおすすめです。
プロの副業で獲得できる案件は、従来のお小遣い稼ぎ程度の案件ではありません。高いスキルを持った人材が複数の企業やプロジェクトに業務委託契約で参加し、市場から評価とスキルに磨きをかけられる案件ばかりです。
機械学習エンジニアの副業をお考えの人は、ぜひ「プロの助っ人」に登録してみましょう。
目次
機械学習の副業案件の仕事内容は?
機械学習エンジニアの副業案件の仕事内容は、メディアやSNSなどのデータ収集・分析といった「データサイエンス」分野の依頼が大半を占めています。具体的には、機械学習を活用したサービスやシステムの設計、開発やデータ分析に関する案件などになります。
それに加えて、他社のAIプロジェクトに顧問として参加する案件などもあり、そのような案件を獲得できれば、間違いなく高単価を狙えるでしょう。
最近では、機械学習を実装したアプリ開発や、PoCの次のフェーズとしてAI分野の開発案件も増えています。また、コミュニケーション能力が高く、教えるのが得意な人であれば、プログラミングスクールの講師案件などもあります。
これらのことから、「機械学習エンジニアとしての副業案件は多岐に渡っている」と言えるでしょう。
機械学習の副業案件を獲得するために必要なスキル5つ
機械学習エンジニアが副業案件を獲得するために必要なスキルは、主に以下の5つが挙げられます。
- AIなど人工知能に関する知識
- Pythonなどのコーディングスキル
- データベースに関する知識
- 一般システムの開発に関する知識
- 統計・数学に関する知識
それぞれのスキルの必要性や求められるレベルを見ていきましょう。
①AIなど人工知能に関する知識
機械学習エンジニアとして副業案件を探す場合、AIの機械学習に関するスキルは必須です。機械学習や深層学習、アルゴリズムの知識が求められるので、副業案件を探す際は身につけておきましょう。
さらに、機械学習アルゴリズムに投入するデータには、「下準備」が必要になります。その作業には「データプレパレーションツール」を使用することもあるので、そのような下準備に関するツールのスキルも身につけておきましょう。
②Pythonなどのコーディングスキル
機械学習エンジニアには、コーディングスキルも必要です。すでに開発に役立つライブラリがたくさん登場している言語であるPythonは、開発しやすい環境が魅力的です。それ以外にも、機械学習やAIの分野でよく使われるプログラミング言語には、C/C++やjuliaなどがあります。
AI開発に関わるコーディングスキルを持っていれば、副業案件をスムーズに進められることは間違いありません。また、求められるコーディングスキルはプロジェクトによって異なるので、数多くのコーディングスキルを身につけておくことがおすすめです。
【機械学習の際に多用されるライブラリ・フレームワーク】
- NumPy
- Pandas
- Tensorflow
- Matplotlib
【開発環境】
- Anaconda
- Atom
- PyScript
【クラウド上の統合開発環境】
- AWS
- Azure
③データベースに関する知識
機械学習エンジニアの副業案件では、膨大なデータを用いるケースがほとんどです。したがって、データベースに関する知識があれば業務をスムーズにこなせ、モデル設計にも役立ちます。
機械学習でよく使用されるデータベースには、「BigQuery」や「Redshift」などがあります。基本的なSQLは独学でも身につけやすく、学習するハードルも決して高くはありません。言語のSQLスキルがあれば案件に取り組みやすいので、ぜひ押さえておきましょう。
④一般システムの開発に関する知識
先ほど解説した機械学習の環境やコーディングスキルの他に、一般のシステム開発に関わるスキルも、副業案件を取る上では重要になります。機械学習エンジニアの副業には、AIそのものの制作案件もありますが、AIを使用したアプリ開発に携わる場合もあります。そのような場合には、javaやhtmlなどの一般システムの開発に関するスキルを持っていると重宝されやすいです。
また、副業案件の募集内容が機械学習であっても、クライアントと打ち合わせを進めるうちに「機械学習よりも別の開発の方が良い」となる場合もあります。そのような際にも、別の方法を提案しやすくなり副業案件獲得に繋がりやすくなります。
⑤統計・数学に関する知識
機械学習エンジニアには、機械学習の理論を理解するための大学数学レベルの統計学や数学の知識が必要です。統計学では、「正規分布」「相関分析」「回帰分析」、数学では「線形代数」「微分」などの分野の知識が必要といえるでしょう。
機械学習では、収集したデータから関数を作ることや正確な予測を立てることが重要です。そのため、これらの知識が乏しい人は、そもそも機械学習エンジニアとしての副業は厳しいでしょう。
機械学習エンジニアが携わる案件は専門性が高く、高度なスキルを要求されることが多くなります。そのため、持っているスキルのレベルが高い程、好条件の案件を獲得することができます。
副業案件を獲得する前に、今一度自分の知識やスキルを見直してみてください。
機械学習の副業案件の単価相場は?機械学習エンジニアフリーランスの年収はどのくらい?
機械学習エンジニアの副業案件報酬の相場は、他業種の副業と比べてもかなり高単価です。さらに、フルリモートでの案件も多く、本業に支障をきたさない範囲で業務が行えます。
では、単価や年収などについて、具体的に見ていきましょう。
報酬単価は1案件60万円〜80万円くらいであることが多い
機械学習エンジニアの副業案件は、1本あたり60~80万円程度であることが多いです。週に5日常駐し、月に140~180時間勤務した場合の相場として考えるとよいでしょう。
高度なスキルをもった機械学習エンジニアだと、プロジェクトマネージャーの依頼が来ることもあります。そのような場合は、月の単価が150万円を超える案件も珍しくありません。
機械学習エンジニアフリーランスは年収2000万円も目指せる
また、機械学習エンジニアとして独立をした場合には、年収2000万円という高収入にも到達可能です。先ほど解説したように、プロジェクトマネージャーのような大型案件は月の単価が150万円以上になることも。それ以外にも何本か案件をこなすと、年収が跳ね上がります。
しかし、フリーランスの機械学習エンジニアは会社員のエンジニアとは違って、自分で案件を獲得しなければなりません。獲得した案件の内容によって得られる収入が大きく変わってくるので、高単価の案件を得られる方法を探っておきましょう。
機械学習エンジニアは、スキルと経験さえあれば本業以上に稼げる可能性があります。
やりがいと高収入を目指したい機械学習エンジニアの方は、副業案件に挑戦してみてはいかがでしょうか。
機械学習エンジニアの需要と将来性
機械学習エンジニアの需要は伸び続けていますが、需要に対してエンジニアの数が圧倒的に不足していることが現状です。これからもAIは様々な分野で活用されることが予想されるので、機械学習エンジニアの需要はさらに増していくでしょう。
また、機械学習エンジニアはキャリアアップも可能です。機械学習エンジニアからプロジェクトマネージャーを経験したり、他のスキルを身につけたりすることで、キャリアや年収をアップさせられます。
難しそうに感じるかもしれませんが、機械学習エンジニアは未経験の人でも今から挑戦できる分野です。機械学習エンジニアに興味がある人は、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
機械学習の副業(在宅/リモート)案件を獲得する方法とは
機械学習エンジニアとしての副業をやりたいと思った場合に心配になるのは、「よい条件の副業案件が見つかるかどうか?」という点だと思います。
機械学習エンジニアが副業を探す方法はいくつかありますが、代表的な方法は以下のようなものになります。
・企業に営業をかける
・SNSで宣伝する
・クラウドソーシングで探す
・副業エージェントに登録する
企業に営業をかける
副業を探す際に一番手っ取り早い方法が、「企業に営業をかける」です。知り合いの企業や本業で取引のある企業に営業をして、案件を獲得します。
自身が持っているスキルを分かってもらえているので、スムーズに進む確率が高くなります。しかし、知り合いがいなかったり、本業に影響が出そうだったりする場合は、かえってハードルが高くなるということもあります。
SNSで宣伝する
最近人気が出てきた方法として、SNSで宣伝するという方法もあります。具体的には、XやInstagramでポートフォリオを公開して、自分自身のスキルを宣伝します。
費用も掛からずに、全世界に自分の情報を発信することができます。しかし、クライアントに注目されるかどうかは運しだいであり、影響力の高いエンジニア以外にはおすすめとはいえなくなっています。
クラウドソーシングで探す
機会学習エンジニアの案件は、クラウドソーシングでも探すことができます。報酬の条件などが明確になっているので、受注したい案件を比較する際には便利です。
しかし、条件のよい案件は倍率が高く、自分のスキルに合った案件を獲得できるとは限りません。また、好条件の案件を獲得するには、頻繁にサイトを確認しなければならないという煩わしさもあります。
副業エージェントに登録する
副業紹介のエージェントに登録すると、自身のスキルや希望に合わせた案件を獲得できます。手間のかかる営業をしなくても、煩わしい検索作業をしなくても、自分が望む以上の好待遇の案件を獲得することができます。
本業や副業に注力しながらも、案件紹介が受けられるので、忙しい機械学習エンジニアの方にぴったりの獲得方法であると言えます。
機械学習の副業(在宅/リモート)案件を獲得したいならプロの副業に登録しよう
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プロの副業では各企業の経営課題に対してプロレベルのスキルを持った人材が、業務委託契約でプロジェクトに参加できます。これまでに報酬の交渉が上手く行かなかった人や、知人の紹介で副業案件を受けて失敗した人などは、プロの副業に任せておけば間違いありません。
条件面の交渉から、お仕事上のトラブル解決までも代行してくれるので、副業案件に慣れていない人でも、安心して業務に集中できます。
機械学習エンジニアとしての副業案件を探すなら、ぜひプロの副業に登録し、リモートでの高単価案件を見つけてください。
まとめ
機械学習エンジニアは、今後ますます需要が見込まれる職種です。
正社員として雇える人材が不足しているので、副業案件が多数出回っています。
また、機械学習の副業案件は高単価な報酬が特徴なので、場合によっては本業の収入を上回る収入を得ることも可能です。
そのような高単価案件を受注するためには、しっかりとしたスキルを身につけておく必要があります。しかし、機械学習エンジニアは、初心者でも今から参入可能な分野です。興味がある人は、ぜひ機械学習エンジニアやその副業の世界に足を踏み入れてみましょう。
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